昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

地下

日記

昨日の帰りは競歩のコース近くで水色の TOKYO 2020 Tシャツを着たスタッフの人が大量にいて、ここは本当に札幌なのかと思った(思わない)。

迂回したら自転車でも来れたのかもしれないけど面倒なので今日も東西線で出社。

朝から暑かった。選手のみなさんには「この街は年の5ヶ月は雪に埋もれるし年間平均気温は10度にも満たないけど夏はそこそこ暑い日があるんです。そのことは多くの人が知ってるのに『バッハッハ、ここ涼しそうだからマラソン競歩の会場を変えるッハ』ってゴリ押しした馬鹿がいたんですよ」って教えて差し上げたい。

明日から9連休だ。ゴールデンウィーク休まなかったので許して欲しい。

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いろいろ

「母数」は誤用(母集合の数、分母)の方が多い。正しい意味を知らない人が大半だし、もっと言うと正しい意味を説明されても理解できない人がほとんどだ。だからもう誤用の方が正しい意味になっても仕方がないと思う。そうなったら母数警察の暴走を取り締まる母数監察官が現れるだろう。

地下歩行空間

競歩関連の記事で次のような記述があった。

ちなみに地下歩道空間とは札幌駅から大通、繁華街であるすすきのまでを結ぶ歩行者専用道路だ

これは厳密に言えば誤りで地下歩行空間はさっぽろ駅から大通駅までだ。大通駅からすすきの駅まではポールタウンという名前がある。

ポールタウン札幌オリンピックのころにできた地下街だけど地下歩行空間は2011年にできたただの通路だ。地下歩行空間にはチカホという名前もあるけどそう呼ばれているのを聞いたことがない。ビッグエッグとかE電みたいなものか。

さらに細かいことを言うと地下歩行空間の北端は札幌駅ではなくさっぽろ駅だ。前者はJRの駅で後者は市営地下鉄の駅。

JR札幌駅の北側にも地下通路がありそこから札幌駅→さっぽろ駅→地下歩行空間→大通駅構内→ポールタウンすすきの駅構内というかなり長い地下通路となっている。

地下歩行空間は幅がかなりあって(道路で言えば4車線分以上)長さは1駅分なんだけど地下街ではない。店がないからだ。それなのに地下歩行空間には「チカホ」という愛称(?)がある。正確に書くと「チ・カ・ホ」らしい。誰もその名前を使っていない。地下歩行空間は商業施設ではないので別に名前は要らないし、意外性のある呼び方がうけたのか「地下歩行空間」という名称がそれなりに定着してる。

一方、地下街にはポールタウンオーロラタウンという名前があってそちらは普通に使われている。名前が古臭いけど1970年代に名付けられたので許して欲しい。

大通駅からすすきの駅に向かって南北にのびるのがポールタウンで、大通駅からテレビ塔に向かって東西に伸びるのがオーロラタウンだ。南北→北極星ポールタウンと連想しやすい。オーロラタウンは開業当初にあったオーロラの滝が由来なんだけど今はもうない。

あとオーロラタウンは大通公演の下を通ってるので地下街にしてはわりと幅が広く開業当初は中央に水が流れていた。今調べたら「よろこびの川」という名前だったらしい。覚えてないってことは多分その名前は定着しなかったのだろう。