昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

どこを妥協すれば良いのだろう

仕事初め。東西線はわりとすいていた。まだ休暇中の会社もあるのかもしれない。

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SDカードやSSDやHDDの容量が拡大するスピードに合わせて、音・静止画・動画といったデータが従来より高いクオリティで保存することが可能になった。その結果として容量拡大のスピードが遅いディスクメディアがメインストリームから置いていかれている。DVD-R に保存できるデータなんか限られてしまうし、Blu-ray Disc だって心許ない。

クラウドへの保存量がもう少し拡大してスピードが速くなれば、HDD 等のメディアも同じような運命かもしれない。ただディスクメディアと違ってクラウドに送るための一時的なメディアとして生き残るだろう。その場合、重要なのは容量じゃなくて確実性とスピードだ。

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f:id:motomachi24:20210104181256j:plain 家に2ベイの QNAP NAS がある。6TB のハードディスクが2台入っていて RAID 1 で多重化している。2台あるのにあわせて6TBしか保存できないが、どちらかが故障しても壊れたHDDを交換することで継続して使うことができる。

ただ、6TBもあればデータ保存には困らないと思ったのに、システムのために空けて置かなければならない分があったりで、実際は4TBくらいしか使えない。スナップショットを取ったらもっと減る。写真を RAW データ(莫大な容量を必要とする形式)で保存したり、音楽データを flacDSD といった高音質で保存したいし、せっかくだから動画も一眼レフで撮ってみたい。

どうせなら今ある 6TB のハードディスクをもっと大きいのに交換しようかとおもったのだけど、だったら新しい NAS を買うというのもありかなと思って試算してみた。

まず多重化の方式を RAID6 にしたい。この方法はハードディスク2台を余計に使うが安全性が高い方式だ。たとえば4台あったら2台分、8台あったら6台分の容量となる。ということは台数が多い方が無駄が少ない。ここは6ベイは欲しいところだ。せっかく6ベイもあるのなら今の倍の12TBのディスクを入れたい、あとキャッシュやメモリも多めに積みたい…。と足していったら40万近い値段になってしまった。どこを妥協すれば買える値段に落とし込めるのだろう。

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欲にまみれた駅伝イベントが終わるのを待って国は何度目かの感染症対策に本腰を入れるポーズを見せられるようになった。駅伝みたいに「やる必要がまったくなく」「低俗で程度の低い」「ただのお遊びにしか過ぎない」三流イベントを中止にできなかったというだけでも国が感染を食い止めようとする意思がないことが十分すぎるくらい分かった。国は国民の安全よりも体を動かすのを見せるだけの連中がもたらす小銭を取ったのだ。私たちの総意がそういう国を望んで議員を選んだ結果なので仕方がない。

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実家の登記を変更していなかった。正確に言えば実家の土地は最初は母方の祖父の名義になっていて、祖父が他界したときに母の名義に変更したのだが、母が他界したあと名義変更をしなくても特に罰則が無いということもあって父が放って置いたため、今もまだ母の名義となっている。更に言うと家屋は登記すらしていない。

ただ、相続登記が義務化されるらしいのと手数料の軽減があるとかで放って置くわけにはいかず、父がすっとばしていた登記の変更を行うことになった。更地にして売っても赤字になりそうな場所なので、今後どうしたら良いかを決めには不動産業の人に相談する必要がありそうで、そのためにも相続は早めに済ませたい。

家賃を格安にしたら誰かが住んでくれるだろうか。場所は不便だけど車庫もあるし2階には一通りの木工機器もある(要らないか)。ファイターズの新球場ができたら車で30分もかからない場所にある。

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会社で打ち合わせの席に持っていった手帳を見て、今年のほぼ日手帳を買ってないことに気づいた。ほぼ日手帳は途中何回か買わなかった年もあったが、初回の発売翌年からほぼ毎年買っている。革のカバーは15年くらい使っている。会社の帰りにロフトに寄って2021年版を買ったら20%引きだった。ついでに両面テープも買った。食器棚の扉の縁のもけもけが剥がれだしたのでくっつけたかったのだ。「扉の縁のもけもけ」ってなんだか説明しにくいがその辺は省略させていただく。