昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

あの子らには任せられない

先週の土曜に病院と買い物に行って以来、外に出ていない。厳密に言えば、マンションの入り口横にあるゴミ捨て場にゴミ出しに2回出ているが、敷地内からは出ていない。明日もでないだろう。

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先日ラクマで見つけた中古のベースの説明で他のフリーマケットアプリケーションにも出品してると書いてあったので、メルカリだろうと思って見てみたらやはりメルカリだった。ただラクマよりメルカリの方が値段が高く設定されていた。手数料とかが違うのだろうか。

家庭内金融に借金をしてそのベースを買ったあとの返済計画を想像することが多くなってきた。

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家庭内金融はかつて不二子が仕切っていた。店名は「タケフジコ」だった。不二子亡き後、ねねもだいずも継いでいない。「あの子らには任せられない」と不二子が継がせなかったのだ。不二子がいたらベースを買う金を融資してくれていただろうか。

不二子がいたら、で思い出した。不二子は人が電話していると後ろでにゃーにゃーないてよく邪魔をしていた。いまテレワークで会社の人やお客さんと音声会議をすることが多いので不二子がいたらきっとうるさかっただろう。iPad かマックブックを持って廊下で会議していたかもしれない。

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マスクの検品に追加で8億かかるらしい。不十分な品質の製品を納入した業者ではなく税金から支払われるとのこと。マスクの代金が品質に関係なく支払われるのだとしたら羨ましい契約形態だ。

請け負った業者は550人体制で検品するとのこと。乱暴に割って1人あたり145万円となる。実際にその550人が受け取る金額はいくらなんだろう?

もちろん担当が145万もらうべきだという乱暴すぎる話ではなく、例えば一人あたりの報酬が短期間では破格の45万円/人だっとしても合計2.5億円、諸経費をどんと同額に見ておいても5億円。これでまだ約3億あるわけで検品てのはいろいろ金がかかるのかもしれないけど、企業の取り分がなかなか多いものだなと思わないわけでもない。

実際にどうかはともかく詮索好き陰謀論好きの人たちから「マスク検品業者もお友達」みたいな話が出てくるのも時間の問題だろう。出てきても痛くも痒くもないだろうけど。