昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

寂しい木魚

普通に会社に行って普通に仕事して帰った。

一日の報告が短歌よりも短い。

午後から大雪になった。風はほとんどないので大量の雪が飛ばされることなく馬鹿みたいに真面目にただただ積もり続けた。こういうときはバスが遅れたりJRが運休になって乗れなかった人がバスに流れてきたりするので、地下鉄で帰るに限る。地下鉄東西線は大雪にも負けずに運行していた。

スポーツ系の記事で「〇〇氏にはもう一度監督としてタクトを振るってほしいものだ」みたいなことが書かれていた。采配を振るという意味でタクトを振るというのは若干抵抗がないわけでもないがそれは単に好みの問題なのでいいだろう。ただ「タクトを振るう」というのは日本語として思いっきり間違っている。そもそも「采配を振るう」という誤った言い方があるのでその影響だろう。この「采配を振るう」はあまりにも使われすぎて間違いじゃなくなりつつある。気に入らない。

スポーツの記事を書くのは馬鹿しかいないから言葉の間違いが多すぎて、読む方も馬鹿ばかりだから間違った言葉が定着してしまう。気に入らない。それを大馬鹿が「言葉は生き物だから」とか言い出す。「言葉は生き物」って言うやつに限って言葉も生き物もよく知らない。雰囲気しか頭にない。

風呂場やベランダや自転車を洗うのに高圧洗浄機が欲しくなった。条件は「高圧」「充電」「水道不要」だ。特に自転車を洗うにはマンションの外に持っていくので2番め3番目の条件が重要になる。高圧洗浄の代名詞になっている会社の製品は以外にもこの3つを満たすものがない。他のメーカーも決定打に欠ける。どこかで妥協するか出現を待つかそのうち欲しかったことも忘れるか。

お笑いではそれぞれが単語を持ち寄って繋げた名前のコンビがいる。「さまようスリッパ」とか「ガサガサ☆ナポレオン」とか「いにしえファンファーレ」とか「ようこそ三葉虫」とか 1。あからさまに「単語を持ち寄って繋げた名前」なので、それが多くなるとああまた「単語を持ち寄って繋げた名前」かって思ってしまう。


  1. どれも実在してない。してたとしても偶然である。