昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

使ってみればもう少しわかるだろう

皮膚科はすいていた、というか受付時は他の客がいなかった。そういう時もいつも診療を終えて待合室に戻ると数人が待っている。私の場合、両腕両脚背中と液体窒素を塗布するので時間がかかるからその間に人が増えるのだろう。

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先日強い両面テープを買ってきたので、食器棚の扉の裏側のクッションを貼り直した。手前扉は左右両側、奥の扉は左側のみで計3本。

ほぼ剥がれかけていたクッションを剥がして扉に残っていた接着剤の跡をドライバーでこそげ落としてアルコールできれいに拭き取って、両面テープの幅が広かったので1/3に切って扉に貼り、クッションを貼りつけて完了。接着剤をこそげ落とすときに、ばりばり飛び散るのが楽しかった。

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発売当初から何度かバージョンアップをして使っていた Shade という 3D アプリケーションがあるのだが、それほど本格的に使うわけでもないので ver.14 で更新をやめていた。Shade はバージョン番号が2つくらい上がるとアップデートの対象ではなくなっていたので ver.16 へのアップデートの案内をパスして以降、Shade のバージョンアップを諦めていた。いまは 21 だし、購入方法もサブスクリプション方式になり、気合を入れて 3D グラフィックを作ろうという訳ではない自分には縁遠い製品へと成長したようだ。

それでもたまに起動してちょっとした図を作ったりしていたのだが、今日、久しぶりに使ってみたら起動時にエラーが出て使えなくなっていた。 Big Sur には対応していないようだ。Catalina でも試してみたが、起動はするけど使っている途中に強制終了してしまう。メーカーのサイトを見てみたが、ver.14 は動作対象の OS を記載する対象からも外れてしまっていた。

いつも文句を言いながら莫大なアドビ税を払っているんだから Adobe Dimension を使えば良いのかもしれないと思い、Dimension について調べてみた。しかし Dimension は Shade とはなんか違うみたいで、用意された簡単な図形やライブラリ提供されている精巧なモデル(立体の形状データ)を3D空間に配置したり、モデルにマテリアルを適用したりライティングを変えたりしてレンダリングするためのアプリケーションのようだ。これらの機能は Shade にもある。ただ Shade はモデルを作る機能が充実しているという点が異なっているように見える(もしかしたら見つけられてないだけで Dimension にもあるのかもしれない)。

モデルは一般的なファイル形式が決まっていて Photoshopillustrator 等の別のアプリケーションで作ることができるので、そちらで作って配置や質感やライティングを Dimension で行い、レンダリング出力するという使い方なのかもしれない。試しに缶を4つ並べてアルミとゼラチンのマテリアルを適用してレンダリングしたらこんなふうになった。 f:id:motomachi24:20210109165748p:plain

大まかな印象はこんなところだけど、使ってみればもう少しわかるだろう。

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ここまで書いたあと、Catalina で再度 Shade を起動してみたら使えるようになった。どういうことだ?

とりあえずさっきのクッションを貼り付けた場所がわかるよう図にしてみた。

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