昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

サザエさんのような慌て者

雨なので東西線で出勤。途中、小さいお子さんがいい感じの長さと太さの枝を持ってちょこまかと歩いていた。

ネットで名前をよく見る節子さんという人はいつもいろんな人から間違いを指摘されている。節子さんがどのような方か存じ上げないけど、きっとサザエさんのような慌て者なのだろう。

10年以上、日曜の午後は録音したサンデーソングブックの編集をするのが習慣になっている。いまや音を聞かなくても波形を見るだけで CM カットができるし、編集からタグ付まで5分くらいで終わってしまう。それがどうしたと言われればそれまでだが。

なお、来週のサンデーソングブックは「頭の拍が分からない曲で棚からひとつかみ」だ(「棚からひとつかみ」の説明は省略するが「凝った選曲の特集ではない」くらいの意味)。このニッチなテーマで番組が成立するのがすごい。

地味ハロウィンの特集を見ていたら「米津玄師という名前を初めて聞いたときに想像される姿」のコスプレをしている人がいた。遂にコスプレの対象が「想像」にまで及んでしまったようだ。

*

f:id:motomachi24:20201103082055j:plain ふと、ボリビアくん名義で「25人の白雪姫」という偽マザーグースを書いたことを思い出して探してみたらまだ残っていた。


にじゅうごにん の しらゆきひめ(訳・ボリビア錫彦)

ひとりの 白雪姫 魔女にであった
どくりんご たべたら ふたりに なった

ふたりの 白雪姫 庭でままごとしてた
かみなり おちたら よにんに なった

よにんの 白雪姫 森にでかけた
山賊が 引き裂いて はちにんに なった

はちにんの 白雪姫 部屋で寝てた
下男が よばいして じゅうろくにんに なった

じゅうろくにんの 白雪姫 月夜の散歩
ドッペルゲンガー とりついて さんじゅうににんに なった

さんじゅうににんの 白雪姫 しちにんの こびとが
しちにん さらって にじゅうごにんに なった


これは「25人の白雪姫」という時事ネタ(そういう学芸会があったというニュースがネットに流れた)にちなんだフィクションの募集に応募したもの。自画自賛しすぎて恥ずかしいけど、倍々になって最後に七人の小人を出して25という数になっているあたりがただ者ではない。俺が書いたんだからただ者の訳ないんだけど。