昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

つつがなく

週数日の交代制リモートワークが開始された。

会社から許可を得て持ち出した mac mini はログイン画面の解像度が解像度の高い自宅ディスプレイと合わないのか、ログインができないという災難があったものの、mac mini を解像度1080pのテレビに繋いで起動して、自動ログインに設定してからシャットダウンして、あらためて高解像度ディスプレイにつないで起動することでログイン画面を回避することができ、事なきを得た。

リモートワークの良いところは通勤時間を別のことに充てられるのと、昼休みにごろごろできるのと、髭を剃らなくても気にならないところだ。テレワークが増えるとシェーバーの売り上げが落ちるのではなかろうか。

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先月くらいにさくらサーバの年会費更新の案内が来て「継続して使うなら登録カードでそのまま自動で支払われるよ」と書いてあったので、放っておいたらちょうどカード紛失で止めていた時期に重なってしまい支払いが止まっていた。そのことに気づかず支払期限が過ぎてしまったた。「〇〇日までに払わないとデータ消すぞタコ」みたいな怖いメールが来てやっとそのことに気がついた。あわてて新しいカードで支払う。次回のために新しいカードの優先設定もした。なぜか古いカードの削除ボタンはなかった。

警告メールに気づかなかったら、自販機ブログが消えるところだった。あれバックアップも取ってないので消えたらそれで終わり。

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人が使う分にはぜんぜん気にならないけど自分では使えない言葉に「センスがある」「センスが良い」がある。

まずセンスってのがなにか解っていない。なんですか?センスって。解ってないのに「良い」というのも相手に失礼なので使えないのだ。逆の「センスが無い」「センスが悪い」はもっと無理。可能な限り使いたくない。

あと「センスの良さが解る自分のすごさ」のアピールみたいなのもしたくない。「センスがいい」って言葉を使う人がそういう俺って解ってるでしょアピールをしてるってことではなく、そのくらいセンスって言葉はこちらに隙があったら攻め込んでくる。

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関係ないけど俺の中では「センスがいい」の代表は殿馬一人だ。作中で練習を取材する記者や対戦相手がいつも殿馬のことを「センスあるよな」って言っていたから。

覚えておくが良い「センスといえば殿馬」。

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リモートワーク再開初日はつつがなく終了。つつがってなんだろうと思って調べたら病気や災難などの障害という意味だった。そこまで大げさではないが、無事終了した。なお、ツツガムシのツツガもつつがなくのつつがとのこと。

なんで、ツツガムシが「病気や災難などの障害」なのかと言うと、最初は原因不明の病気でこれは妖怪の仕業だということになり、その妖怪にツツガムシと名付けられ、後年になって原因となるダニが発見されその妖怪の名前がそのままつけられたらしい。

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f:id:motomachi24:20200904001949j:plain 通勤時間がなく支度が簡素化されるため、普段どおりに起きても始業時間が早く、その分早く終わったり先の仕事を片付けたりできる。この先リモートワークが通常の勤務形態の一部に組み込まれると、オフィスのあり方も大きく変わるだろう。具体的には全員分の席を固定で用意しなくても良くなるかもしれない。「自分の業種は特殊だから無理だ」という人もいるかもしれないが、そう言ってる人でも本当に不可能なのはその中の3〜4割くらいだろう。

それが進むとオフィスが使われていない時間帯を減らすことも可能になるかもしれない。つまり、いままで100人働いていたオフィスを半分の人数づつリモートワークにすれば、200人が働くことができて、それを昼夜の2交代制にすれば400人の人が働けることになる。単純計算すぎるので無駄が3割あっても280人だ。

もちろん机上の空論だし、そこまでオフィス費用が負担になっているわけでもないのだが。