昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

現場力は大喜利力の足を引っ張る

会話から垣間見れる現場力みたいなものがある。面白いものを思いついた人に対して「地続きの応用を提案する」人なんかがそうだ。

たとえば「猫に関する面白いこと」があったら「犬でできないか?」「動物で」「いま直面しているもので」などなど。ただ、この現場力は大喜利力の足を引っ張るような気がする。もっというと大喜利には向かないのではなかろうか。

大喜利が得意な人は「ひっくり返す」「極端にする」「とんでもないものとくっつける」方向に発想を飛ばすのではなかろうか。さっきの例で言うと「猫側からはどうみえる」「IQ2億の天才猫なら」「石ころで」など。

もちろん仕事ができるのは現場が得意な人だ。大喜利が得意でも大喜利にしか効力を発揮しない。

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新しいベースのストラップを買っていなかった。いろいろ迷ったが、今回は模様やイラスト入りのを避けてオーソドックスなシートベルト地の黒いストラップにした。ストラップピンも購入。どちらも、ベース本体を販売しているメーカーのブランドで統一した。

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(前日のあらすじ:ダイソーで300円で買ったブリキのジョウロを使ってみたら穴があいていて使い物にならず、修理するべく半田ごてを発掘したもののそれで満足して修理は翌日に回したのだった)

ジョウロの修理をした。

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ピーナッツが日本の漫画だったら絶対に起きること:「タイトルを途中で変えられ『スヌーピー』が入る」

売る側の人が「こうしないと大衆には伝わらない」とか客をなめたこと言って、くだらない修正をさせて作品を台無しにして、しかもそうしたからって全然売れないという失敗は何千年も続いてるのに今後も永遠に変わることはないだろう。馬鹿なんだから黙ってればいいのに。

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「菌やウイルスを遠ざけることで、抵抗力が弱くなった」とかいう意見は珍しくない。何十年も言われ続けてきた。なんか文明に警鐘をを鳴らしてるみたいで気分が良いのだろう。

ただ、遠ざけることで得たメリットと抵抗力が弱くなったというデメリットを比較したら、メリットの方が大きいし、もしメリットを捨てていたら、その人が自己陶酔的なちょろい意見を言う前に死んでたかもしれない。

文明に警鐘を鳴らすやつはだいたいわがままかインチキか何も解ってない。たいていは全部だ。