昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

老いた三人の門番に阻まれて

君たちはまだ生きるのか

日記

余市に行くために有給を取った。

朝は普通に起きて9時ちょっと前のバス(高速ニセコ号)に乗った。特になんのエピソードも発生しないで70分後くらいに余市についた。

エピソードはなかったが、小樽で交代した運転手さんが猫宮さんだったことはとりあえずメモしておきたい。良い苗字だ。

柿崎商店と海鮮工房かきざき

余市ではまず何はなくとも柿崎商店の2階にある海鮮工房かきざきに向かう。前回が2018年だったので5年ぶりだ。しばらく行かない間に店が拡張されていたり入口の場所が変わっていたりしたが、店内の雰囲気は全く変わっていなかった。ウニ丼(酢めし)、ホタテの刺し身、ビールを注文。かきざきは人気店で平日の朝にもかかわらず満席に近かった。10時開店で10時15分くらいに店に入ったのにすでに客席はかなり埋まっていた。

ウニ丼、ホタテ、ビールはどれもうまかった。とくに5年ぶりのウニ丼は感慨深い。次は5年もあけないで行きたい。食後は上機嫌で1階の柿崎商店で主につまみ類を買った。

うに丼(酢めし)とホタテ

柿崎商店をあとにしてウィスキーを買うべくニッカ余市蒸溜所に向かう。ここは数年前から完全予約制になったため予約がないと敷地内には入れなくなっている。ということは事前に知っていて、かつ売店には入れることも解っていたが、敷地内を通らずに売店に行く手段が解らなかった。門番の老人は3人で入り口を塞いでいて強行突破は不可能だ。

"門番"(出典:いらすとや)

仕方がないので門番3人組に「私は怪しい者ではない。ただ蒸溜所の売店行きたいだけの旅人だ。もし手段をご存知であれば教えて頂きたい」と言ったら、最も強そうな門番が怪しげな地図を差し出し「お前が今きた道を戻って右に曲がり、2つ目の信号を再び右に曲がりしばし歩けばお前の望む場所が見えるであろう」と言った。私は門番に礼を行って来た道を戻ることにした。

門番の教えに従って炎天下をのんびりと10分ほど歩いて売店にたどり着くことができた。敷地内を歩けば5分もかからないのに。売店で小さいウィスキーを3本、普通サイズ(知り合いへのお祝い用)のウィスキーを1本買った。

門番3人組が侵入を許さなかった入り口と売店

再び炎天下のなか、来た道を戻りバス停で高速いわない号を待った。いわない号の運転手さんは蠣崎さんだった。小さな偶然だ。帰りのバスも小樽で運転手さんが交代した。小樽からさきは猪口さんだった。整理すると ?→猫→蠣→猪 だったことになる。こうなると往きの小樽までの運転手さんの名前を見ていなかったのが惜しまれる。蟹沢さんだったかもしれない。

帰りも特になにもなく14時ころに帰宅した。

隠す

今朝のラヴィットでK-POPアイドルらしき人が出ていて肩に細長い肌色のテーピングを貼っていた。なんか不自然だなと思ったんだけど、どうやら彫り物を隠しているらしい。

この辺の線引きはどうなっているのだろう。出して良いジャンルあるいは時間帯が決められているのだろうか。


それでは、また明日。