昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

横柄な態度で突っぱねたのだろう

日記

4月から11月末までは、自転車通勤の判断をするために朝の天気予報チェックが重要だが、12月から3月末まではどうでも良くなる。冬は傘いらないし。

事故のニュースでは軽自動車と普通乗用車が区別されている。あれなんでだろう。

USB

USB メモリのことを USB と呼ぶな!と言っている人をよく見かけるし、私もそのとおりだと思う。

一方でそう言っている人も USB がなんの略か知らなかったりするが、それはどうなのって思わないでもない。

命名権

ファイターズ移転で稼働日数が減った札幌ドームが収益確保のために命名権売却すると発表した。

命名権については、十数年前にも

「札幌ドーム」の名称を残す、年間5億円以上、期間5年以上

という法外な条件で何度か募集し、興味を示す企業もあったが条件面で折り合わず契約には至らなかった。ファイターズ移転時の経緯から察するに市側がどの条件も譲らないという横柄な態度で突っぱねたのだろう。今回は、

「ドーム」の名称を残す、年間2.5億円以上、期間は2~4年の複数年

という条件のようだ。十数年前と比べるとだいたいの条件を半分にしてきたけど、プロ野球チームが去って稼働日数が半分以下になった施設の命名権に興味を示す企業があるとは思えない。

脆弱の脆

脆弱を キジャク と読む人が馬鹿にされることが良くあるが、なぜ「脆」という字が「ゼイ・セイ」と読まれるのか説明できる人はいるのだろうか(もちろん私はできない)。危という字の音読みはキだけだ。

あと、脆弱のほかに 脆 の字を使った言葉はあるのだろうか?調べたら 脆美 という言葉があるようだ。柔らかく美しいという意味らしい。

時刻の件

"歪む時間"(出典:いらすとや)

昨日ちょっと書いた「そもそも表示用の時刻文字列は経過時間の計算に使っちゃ駄目」の件。

日時というのは国や地域に依存することなく常にひとつの整数(または浮動小数点数)で保持する必要がある。数値であれば2つの日時の差や、〇時間後の時刻の計算が簡単に行える。

余談:整数の場合、実行環境やライブラリに依存するのだが 32bit あるいは 64bit で、昔のライブラリでは 32bit だったため 2038 年に一周してゼロに戻ってしまうという問題がある。

その整数を利用者のいる地域や言語にあわせて 年月日時分秒 に変換するのは、人間様がそれを必要とするときだけにしなければいけない。

たとえば、時刻1を "11:32:41"、時刻2を "15:27:38" と文字列の形で保持していてその差分を得るために文字列を分解して時分秒から計算しようとすると、多くの初心者はどこかでミスをするし、昨日書いたように 12 時間表示になる可能性を考慮していないと時分秒に分解する時点で失敗してしまうだろう。

整数値で持っていればそのようなことにはならない。あと、例えば利用者が日本からインドに移動した場合でも時差を考慮する必要がない。

というのは基本中の基本なんだけど、意外と「時刻を表示したい。あ、これを使うと表示用の文字列で取得できるぞ。ラッキー。でも、差分を計算しなければいけないどうしよう。文字列をバラして計算しちゃえ」なことがないわけではない。私もさすがにここまでイージーじゃないけど、手抜きが原因であとから痛い目にあうことがあるので、偉そうなことは言えない。

OS 依存補足

昨日の「ハードウェアやOSに依存するバグの報告はだいたい勘違いである」の件。一応、報告者を弁護しておくと特定のハードウェアや OSで起きるバグって見つけると嬉しいという事情が背景にあると思う。

"こっちで起きるけどこっちで起きない" という現象がないと、せっかく複数の環境で同じテストをした甲斐がない。

でも、"こっちで起きるけどこっちで起きない" の原因の大半は残念ながらハードウェアやOSじゃなくて、多くは偽物だ。鑑定団に持ち込まれる伊藤若冲の絵みたいなものだ。


それでは、また明日。