昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

誰が回してるんだ

日記

午後から雨の予報だったが、帰宅時にはやんでいるようなので自転車で出勤。今シーズンの自転車通勤は42日め(42/59)。

いま、人差し指の指先がちょっと痛いんだけど、そのせいでパスワードの打ち間違いが多くなった。キーボードはDvorak配列にしていることもあって、パスワードはキートップを見ないで勢いで入力しているので、ゆっくり打つのがなかなか難しい。

HDD

ブルーレイレコーダを買い換えようとしても、本体に保存されている番組は移動できないし外付けHDDですら新しい本体に付け替えたら視聴できないので結局壊れるまで使おうってなる。買い替えを自ら妨害しているようなものだ。

と思ったら HDD を別の機器に付け替えても視聴可能な規格ができたらしい。ただしレコーダー(テレビも)と HDD の双方が対応した製品でのみ可能とのこと。解決になっていない。

片言

ツイッターで見たのだが、メロンを破格の値段で路上販売しているのを目撃した人が、盗品であることを疑い通報したそうだ。そこまでは良いとして、リプライで「片言だったか?」という質問が多数ついていたし、通報先の警察からも「片言だったか?」と聞かれたらしい。それってどうなのさ。

仮にメロンが盗品で犯人が外国人であったとしても、最初から「そんなことをするのは外国人に違いないと表明する」ことが許される訳ではないと思うのだが、この美しい国とかではそうでもないのかい。

意味が違う言葉

化学ではアナログという言葉が一般的な意味とは違う使われ方をする。「シランはメタンのケイ素アナログ」とか「ゲルマンはメタンのゲルマニウムアナログ」とか。

「金融とITではデフォルトという言葉の意味が違う」みたいな例が他に無いかと思って考えてみたんだけどこのアナログしか思いつかなかった。

ちょっと違うけど数学における「高々」「ほとんど」は一般的に使われる場合と意味が違う。「高々」はなにかを馬鹿にした言い方ではなく「多くても」という意味だ(当たり前だが数学なので主観は一切伴わない)。例えば「利益は高々千円だろう」と予想した場合、一般的には金額自体を正確に当てたいのではなく「せいぜいこれくらい」というニュアンスを伴うので、例えば千十円の利益が出たとしても予想通りと言えるが、数学的には「千円を超えない」という意味なので、千十円の利益が出た場合は予想が外れたことになる。

「ほとんど〇〇」はいくつかあってどれも厳密な定義があるのだが、どれも難しい(あと覚えてない)ので省略。

ご拝読

もう書き飽きたけど「拝読ください」「拝聴ください」という間違いを未だに見かけることが多い。おそらく日本語がなくなるまで使われ続けるだろう。

"穀物を砕いて粉状に細かくすることができる石臼"(出典:いらすとや)

きっとどこかの海の底に石臼があってそれを回すと「拝読ください」「拝聴ください」が出てくるようになっているのだ。誰が回してるんだ。

英語での読み方

アメリカではイケアをアイキーアと読むらしい。本国でもドイツでもイケア(またはイケーア)なのに。アメリカの方々はアルファベットをちゃんと読めないのではなかろうか。他にもゴディヴァもゴダイヴァと読むらしい。創業国のベルギーではゴディヴァだしフランスでもそれに近い読み方なのにわざわざ変な読み方をするなんておかしいじゃないか。あとニコンナイコンと読むのは論外。人としてどうかしてる。

それで思い出した。65年前に星野楽器がスペイン人サルバドール・イバニェス(Ibanez)から買い取ったブランドにイバニーズと名付けた。おそらくスペイン語での読み方に近くなるよう敬意を込めてカタカナ表記を決めたのだと思う。それを英語圏の人達が アイバニーズ と読みやがったせいで80年代にはブランド名もイバニーズからアイバニーズに変更されてしまった。ちゃんと読め、アメリカ人。

その他

「阿呆なクレーマーと横柄な老人の相手を一切しない」ことが可能になれば、その無駄なコストをカットして普通のユーザに還元できるし、しなくてもいい無駄な応対が無くなることでサービスの品質も向上する。いい事だらけじゃないか。

著しく政治家としての能力に欠けた間抜けな発言をしても後から「誤解を招く発言だった」で済むのなら、例えば「奴隷制度を導入しよう」くらいのことを言っても後から「誤解を招く発言だった」で済むだろう。なんだかお気楽な商売だよなあ。

「必要になったら学ぼう」と思ってることがいくつかあるんだけどなかなか必要にならない。理由は簡単で「学ばないから必要にならない」だけなのだ。