昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

それはばらしていいんだ

日記

通常の日曜より少し早く起きた。

超大型の10連休はとにかくだらけて過ごした。コードを1行も書かず、技術書籍も目次しか読まず、休み明けの仕事のことも考えず、理容室にも行かず、映画館にも行かず、お笑いイベントも予約せず、実家の整理にも行かず、 とにかく成果は何も残っていない。体重だけが増えた。

不動産屋さんから連絡があり、購入はキャンセルされたとのこと。これは妻が最初の連絡の時点である程度予想していたので、特に落胆はなかった。というかこんなに早く決まるのはこちらも急がなければならなくなるのでちょうど良かった。しばらく動きがないかあってもなかなか決まらず、売値を下げる話になるのだろう。

朝に見たテレビで90年代の街頭インタビューの様子を放送していたんだけど、当時はインタビュアーもそれに答える一般の人も互いにため口なのが面白かった。特にインタビュアーの馴れ馴れしさが今見るとちょっとどきどきする。

14時からいつものサンデー・ソングブックを聴いた。そこで話していたんだけど、6月に出る11年ぶりのアルバムのジャケットはテルマエ・ロマエの作者ヤマザキマリが書いた山下達郎肖像画に決まったとのこと。ヤマザキマリはかつてイタリアで肖像画を学んでいたそうだ。放送が終わったころに特設サイトでもそのジャケットが公開されていた。本格的な肖像画過ぎてアルバムのジャケットとしてはちょっとどうかと思ったがインパクトはかなり大きい。今回私は CD のみしか購入しないが、同時に発売される LP だとジャケットのインパクトはもっと大きいだろう。

ラジオを聞きながら買って20年以上経つギターを拭いていたら1弦が切れた。しばらく弦交換をしていなかったので、この際だから全部の弦を外して本体やパーツをきれいに拭いた。指板のひび割れが増えていることが確認できた。

光秒

"冬の大三角形"(出典:いらすとや)

大昔の知人で「約9光年離れたところにあるシリウスの光は約18年前の光」みたいな訳の分からないこと言ってる人がいた。話を聞いてみるとその人は恒星と惑星の区別がついてないというか太陽以外全部惑星だと思っていたのだった。その人によると太陽から出た光が9年かかってシリウスにとどき、それがまた9年かかって地球に届くってことらしい。なんか面倒くさいからごみょごみょ言ってごまかした。

火星の光ならそう言ってもよい。調べたところ地球と太陽の平均距離を 1 とすると(これを天文単位 AU と呼ぶ)火星と太陽の平均距離は 1.52AU らしい。ということは太陽から火星までの距離と火星から地球までの距離は、1.52 + (1.52 - 1) = 2.04 AU となる。太陽光は8分19秒(=499秒)かけて地球に届くので、言い換えると地球と太陽は499光秒離れているので、太陽→火星→地球 までの時間は 499 * 2.04 = 1017.96秒 で約16分58秒 となる。つまり「火星の姿は16分58秒前の太陽の光」とも言える。

こういう話ならいくらでも反応するが「シリウスの光は約18年前の光」みたいな頓珍漢な話だと相手をしたくない。

その他

スパイダーマン/ノーウェイ・ホームの後半であの人とあの人が出てくるってことはネタバレになるから書かないでいたんだけど、同作DVDのバナー広告では主人公とその2人がしっかりと並んでいた。それはばらしていいんだ。

秀岳館高サッカー部のコーチの言動は私が思う「スポーツマン像」そのものだ。スポーツマンはあのような人がほとんどだ。