昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

俺は買い物に使う

最近はすっかりモバイル系の仕事を離れて Web のプログラムを書いている。普段やってない分野は言語よりもツールや文化に馴染むのに時間がかかる。なので初日から動くものを作れるのだけど、だんだんコードや作業環境の雰囲気が変わって行き、後になって最初に書いたものが違和感だらけに感じられて(動作に支障はないのに)書き直すことがある。

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f:id:motomachi24:20201217085337j:plain 日本の小学校は右利きに有利なように左側に窓がある。右側に窓があると右手の影でノートが見づらくなるからだ。つまり普通の教室は左利きにとって常に不利な環境ということになる。俺に限らず左利きがアホなのはそのせいだ。だから俺がアホなのも許されるはずだ。ぜんぶ国が悪い。

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生命保険の担当者さんに会社に来ていただき、20分ほど説明を受けた。年に1度しか合わないが、30年近くお世話になっている。近況を話したら似たようなことがあったらしく共感してくれた。

ポイントが2000マイルも貯まっていたのでアマゾンギフトに変換してもらった。2000マイルなんて「高気圧ガール」でしか聞いたことがない単語だ。高気圧ガールは2000マイルを飛び越えるけど、俺は買い物に使う。

なんの疑問もなく利用ポイントのことをマイルと呼んでいるが、これがもともと航空会社利用時の移動距離だということを忘れがちだ。生命保険の場合は生きた距離(年数)が相当するのだろうか。

マイルじゃなくてキロメートルだったら日本では定着しなかったと思う。馴染みがないというか実感の湧かない名前だから定着したのだろう。逆に日常でマイルを使っている国では抵抗はなかったのだろうか。

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数年前にオフィスが移転したときにパイプ椅子を使うのをやめたんだけど、それ以来冬の静電気がひどい。布張りの椅子なので服と擦れて静電気が発生し体に貯まりやすくなった。

それまでは前の会社からずっとパイプ椅子に座って仕事をしていた。一番のメリットは静電気が溜まりにくいことだった。座面も背もたれもビニルぽい表面だし、金属パイプが床に接しているのももしかしたら良かったのかもしれない。会社は理解があってオフィス移転の際に継続して使っても良いと言ってくれたが、新しいオフィスで古びたパイプ椅子を使うのも悪いなと思い、皆と同じ椅子にした。

前の会社にいたころ出張で東京オフィスに行った際に職位によって椅子のグレードを変えているのを見てがっかりした。もともとそういうことを嫌う社風だったのだが、社長が変わってからそういうことをするようになってしまった。パイプ椅子にしたのはそのことに対する反抗というか小馬鹿にする意図もあったのだが、使ってるうちに静電気が少ないというメリットに気づき、そういったきっかけはどうでもよくなってしまった。冬だけでもパイプ椅子にできないかな。

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Office のためだけに Windows を使うのももったいないので、マック版 Office の購入を申請してみようかと思ってアマゾンで見てみたら値段が1万円台前半だった。ずいぶん安くなったものだと思ったら1年間の利用料だった。殺す気か!

個人ではその何倍も Adobe 税を払っているのだが。