昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

買ったとしても誰も値段なんか聞いてこないし

毎回、内容とちょっと関係のある言葉で検索したいらすとやのイラストを挟んでいるが、今日は内容に全然関係ない。先に言っておこう。

f:id:motomachi24:20201020170327j:plain 早起きしてJRで隣の市まで行き父の転院に付き添った。荷物が多かったり書類が山ほどあったり病室には入れなかったりととにかく大変だったがなんとか転院手続きを終えて会社に向かった。午前半休のため時間がほとんどなく途中で昼食が食べられなかったがコンビニで軽食を買い会社で食べた。

転院先の病院は大昔母が看護師として勤めていた病院だ(正確に言うとその後で事業を拡大してできた第二病院)。自分も盲腸の手術をそこでしてもらった。母が勤める前だ。妹も盲腸で入院したし、妻も口の中の日帰り手術をそこでした。当時とはいろいろ事情も変わっているが、一応今回お世話になる看護師さんにも「母が以前ここで看護師をしていた」と伝えておいた。

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車や電化製品に表示される商品名や企業名でカタカナ/ひらがなのものってあるのだろうか?昔のトヨタみたいに。いまなら一周回って格好いいような気がする。もっと言っちゃうと大洋漁業の「まるは」みたいにひらがな一文字とかもいい。

ただし小規模な企業や個人商店の「逆におしゃれでしょ」みたいな恥ずかしいのじゃなくて、あるいは大企業が実験的にニッチを狙った商品じゃなくて、普通に気負わずにやらないと意味がない。

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高い買い物をしたときの「軽の中古車が買えるくらい」っていくらくらいなんだろう?幅がありすぎないだろうか。いつか中古の軽自動車を買うことがあって、値段を聞かれたら「軽の中古車が買えるくらい」って言ってみたい。ただ、車を買う予定は無いし、買ったとしても誰も値段なんか聞いてこないし、世界はすべて俺が見ている夢だし、車なんてものは実在しないのだ。

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北広島から琴似に向かうJRは各駅停車とエアポートライナーがあって、各駅停車は確実に琴似より先に行くのだがエアポートライナーは半分が途中の札幌止まりだ。各駅停車はあたりはずれがあって途中の駅で泣くほど通過列車を待たされることがある。そして両車はなぜか北広島駅を同じくらいの時間に出る。正確に言うと各駅が1分ほど早く来て、エアポートを待って、エアポートが出てから各駅がでるというのがほとんどだ。

北広島駅についたときにエアポートが札幌止まりの場合、どちらに乗るかがいつも迷わされる。各駅は気絶しそうなくらい時間がかかることがあるが座ったまま乗り換え無しで琴似まで行ける。エアポートは札幌駅で運良く琴似に行く乗り換えが捕まれば早く帰ることができる。

先日は各駅停車に乗ったら普段の倍くらいかかって琴似に着いたし、昨日は各駅停車の手稲行きに乗らず札幌止まりのエアポートライナーに乗ったら乗り換えが悪く、結局北広島駅で乗るのをやめた手稲行きに乗り換えることになった。いつも選んだほうが失敗するように世界はできているのだろう。

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フィーチャー・フォンが絶滅しつつあるのに「写メ」という言葉がまだしぶとく生きているのが面白いと思う。シーラカンスだゴンベッサだラティメリアだ。

しかも意味も「メールで写真を送る」からちょっと変わって「スマートフォンで写真を撮っておくこと」になってしまった。これは元の写メのメの意味がなくなったのかメモのメに変わってしまったのか。