昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

のん・のん・のん

朝食はなし、東西線で出勤、昼食はまいばすけっとの弁当。

なんかのファンである人達につけられたあだ名というのがなんか嫌いだ。ルーツはサユリストだろうか。名前を聞いてすぐに連想できるならまだ我慢できるが、そのファンでないと理解できない名前というのがどうも鼻につく。そういうのは内輪で使うものだろう。なんの説明もなしに名乗ったりそう呼ぶことを求めるのは、ねえ。

仕事を終えてスペースアートスタジオに向かう。オレマカ*1の第一回単独公演「のん・のん・のん」を見るため。オレマカは何度も見てるので第一回単独と言われてもピンとこないのだが、企画ライブやミニ単独を除けば確かに初めてかもしれない。

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オレマカは北見方面から札幌に出てきて最初はフリーでやっていてその後、お笑いの事務所に所属していたが、一年ちょっとでやめてまたフリーに戻り*2、その後半年くらいの活動休止期間を経て*3活動を再開し、最近になってオーギリング等を主催しているウェイビジョンのメンバーになった*4。今回はそのウェイビジョンが映像制作・構成・声の出演・スタッフとしてバックアップしている。オレマカはこれまでなんでも自分たちでやってきて、そのどたばたした感じや手作り感も魅力だったのだが、もしかしたらいろんな規模の公演を数多く成功させてきたウェイビジョンがサポートすることで、その辺が薄まってしまうのではないかと開演前にはちょっとだけ危惧していた。しかし、公演が始まるとそれは無駄な心配だったことがすぐにわかった。変に味付けをしないでサポートに徹している、さすが数多くのイベントを手がけてきた集団だ。

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今回の「のん・のん・のん」というタイトルはどの演目も漫才でもコントでも企画でもないことから3つの「のん」という意味とのこと。その名の通り全部が変則的で全部が違うスタイルだった。公演の最後でこのタイトルの種明かしを聞いたときには唸らされた。こんなことができるのはオレマカの強みと言っても良いと思う。

第二回も数ヶ月以内に開催されるとのこと。何があっても伝説の続きを見届けたい。

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家に帰って夕食を食べながらドラマかなにかを見た。

*1:おそらく現在札幌のお笑い界で唯一のトリオ。コントも漫才もできる。ネタをとんでもないペースで作っていてかつ毎回新しいネタを作ってくるので活動期間に対してネタ数が多く、私が月に何本も見ていたころでも同じネタを見ることがほとんどなかった。

*2:私が大嫌いなマネージャと反りが合わなかったんじゃないかと勝手に推測している。そんな単純な話ではないと思うが。

*3:その休止期間にも月いちくらいのペースで見かけた。

*4:事務所に所属というのとは違うのかもしれないが違いがよくわからない。