昨日の泥

けれど夕陽はお前と仲間の髑髏を映す

エアリプライ

大多数のユーザーにとって使いやすいものを作るという場合と自分にとって使いやすいものを作る場合とで方法が違ってくる。前者の場合はいろいろな使い方を想定した GUI にするし、後者の場合はフォーマットを決めておいて1つのテキストファイルを書いて最後にスクリプトで2種類のファイルに変換するという方式にするだろう。スクリプトは自分の PC で実行させてもいいし、サーバに置いて Web上で実行させても良い。あとは覚えるのが苦にならないフォーマットを考えることに注力する。

例えば、

昨日アマゾンで|買い物|をした。^(http://amazon.com, お買い物ならアマゾン)3,000円使った。

というテキストを amazon.txt というファイルに保存して、スクリプトを通すと

昨日アマゾンで<a href="http://amazon.com" (中略) >買い物</a>をした。3,000円使った。

という amazon_a.txt と

昨日アマゾンで買い物をした。
  お買い物ならアマゾン
  http://amazon.com
3,000円使った。

という amazon_b.txt を出力するようにする。改行やインデントやリンクオプションは固定にするだろう。変える必要が発生したらオプションで指定可能にすれば良いのだ。もちろん | や ^( という記号自体を文中で使う場合も考慮するのは言うまでもない。あと、タイトルを省略した際には URL から自動で取得するようにはしておくかもしれない。自分で使う場合は自分が楽できるよう、使いながら気軽に改造できるのがいい。

もちろんそんなの全然使いやすくないといわれるであろうってことは予想できるが、自分が毎日楽をするために最初の2〜3日我慢する方法だとこうなる。実際に自販機ブログは毎日「写真を置く」「写真を撮った日時をブログの日時にする」「過去の同じ日の写真を挿入する」「その写真の日付のページへのリンクを写真に張る」という作業を行って movable type 形式のテキストにしているんだけど、これはテンプレートと写真の Exif 情報と過去の更新日付のリストから自動で生成している。ついでに過去の更新日付のリストもそこでメンテナンスされる。スクリプトを書くのに帰宅後の時間を2日くらい使ったけど、毎日の更新作業がほぼ写真の加工(長方形にしてリサイズして日付を入れる)の時間だけになったので、1ヶ月もかからずに元が取れた。